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記事名: 弁財天のお話し

弁財天1朝早くから最初に弁天に弁財天を奉納します。各地区も必ず弁天を最初にたたきます。

有川では、「めーざいでん」と発音する神様、弁財天。海が生活のすべてであるともいえるわたしたちには、商売繁盛、家内安全など諸事万能の神様として親しんでおります。毎年お正月14日には、「めーざいでん祭り」。若者衆が太鼓をたたきながら町々を回りゆく伝統行事、スタートは夜明け前に浜地区の弁天にそろいの出で立ちで集まり、写真のように太鼓をたたき、鯨の祝唄を歌っての奉納です。

弁財天2次の世代へ小さい子供たちにも受け継がせていきます。

鯨組が盛んに漁をしていた江戸時代初期、およそ300年前にルーツのあるお祭りで、その後ずっと、有川の海の守り神としての信仰、一年の安全を祈る行事として受け継がれています。今年も,次代を生きる小さな子ども達、青年達が響かせる威勢の良い太鼓と元気な唄を聞くことができました。町内のお店や家庭を回り、若者とたまには大人の飛び入り参加もある威勢と和みの混在したこの行事が、美しい海と共にいつまで持つ続くようにと願っています。

弁財天3弁天が終わったら3班に分かれて商店街などをまわります。

さてさて、この弁財天、またの名は弁天さん、七福神の一人で、あなたのお近くにもおられますよね。もとは、インドのヒンドゥー教の神様で水を守るサラスバティーと呼ばれ、仏教と共に、農耕で水と闘う中国の大河沿いに信仰を広げ、やがて遠く海のシルクロードを経て日本にわたり神道とも合わせられながら、河川、湖、海港近くに次々に弁天社が建てられるようになりました。水を治める神様ですから、豊穣祈願につながり、やがては才の字を財に通じるとして弁財天をあて、商売繁盛の神さんになったと…。

今まで以上の祈りを弁財天にささげた私達の思い、きっと豊漁に、皆さまの幸につながるでしょう。