
五島の島々にも桜の花が咲く4月は、有川漁業団の大型定置網漁は、3月末頃までのスルメいか漁を最後にひと休みとなり「網あげ」の時期になります。順次、陸にあげられた網は、丁寧に修繕補修されて次の出番を待つのです。といっても、海は自然。今年の場合、4月になっても、クロ(メジナ・グレ)が入るので今のところまだ網は揚がっていません。

また、春網といいまして、有川漁業団のような組織でなく、いわば個人経営の定置網は4月の海にもみられます。これからはカワハギ、アジ、水いか、ブリ(5月頃に獲れるブリは少し痩せているため頭部が大きく見えカッポブリと言います。頭のことをカッポと言うので。)が入ります。

写真は、4月1日水揚げのブリ、クロ。有川地区では魚の養殖をしているところはなく、もちろん天然物。水揚げされたらすぐに魚を落ち着かせる為の氷漬け、それからシメ、神経抜きを経て、もう一度氷漬けして箱詰め、出荷。早いものは、水揚げ当日出荷された魚が大阪等のお店で食されています。
