
1月は考えられない事態になっています。通常だと1月の水揚げはスルメイカ一色になりますが、本当に海はどうなっているのでしょう?
水揚げ量が全くないという状況ではありませんが、昨年と比べて極端に少ない。一時期にスルメイカの型も大きくなってきたと思ったら、また小さくなっているような感じです。1月、2月はスルメイカの最漁期、漁師も今月は例年通りスルメイカが入ってくると思っていたはずです。

スルメイカの最漁期は朝出港した定置網漁船が入港し一度スルメイカを水揚げします。そして、そのまま漁に出て2回目の水揚げをしたり、スルメイカの選別や運搬船の積み込みが午後まで時間を必要としたりするのです。しかし、今年は全く例年の様にはならず、毎日早く終わります。
何か、寂しい。スルメイカを大量に積んだ漁船がイカの重さで沈み、次から次へと港に入ってくる漁船が同じ様にイカを積んでいる。外は雪が降り、水が凍る程寒くても漁師や選別にかかわる方達の額からは汗が落ち、汗をかいた背中からは湯気が上がる程、荷捌き所は活気があるのです。今年は一体どうしてしまったのだろう?

一方、サンマは12月から途切れることなく網に入っています。通常は12月末か1月上旬でいなくなるのですが、1月下旬になっても続いています。1月、2月が一番寒い時期に12月の魚が網に入ると言う事は海水温が少し高めだと思います。
ただ、嬉しいことに1月下旬頃からスルメイカの水揚げ量も多くなってきており、しかも価格が上昇していますので、2月もこの調子で進んで行くことを望みます。そして、漁師が潤い、島が潤い、みんなの顔が笑顔になればと思います。