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記事名: 二月の海

スルメイカ水揚げ

2月は先月とガラリと変わり絶好調な月になりました。全体的にスルメイカが水揚げされましたが、量も価格も好調で今までのうっぷんを吹き飛ばすような勢いの挽回劇の毎日でした。通常は南からの風が吹き、暖かい天気になると水揚げ量が減少気味になるのですが、今月はそんな陽気でも水揚げ量は減少せず好調を維持したままでした。

スルメイカ水揚げ

「海の神様は本当にいるのか?」と思える程の1月までの漁、そして「海の神様は本当にいたんだな!」思えた2月の漁、水揚げはスルメイカだけではありませんが大型定置網操業期間の全体の水揚げ量、水揚げ高を左右するのはスルメイカなのです。漁夫の給料や手当等の金銭面にも大きくスルメイカの漁は影響します。

サワラ

2月はスルメイカの他にカワハギやサワラ等も少量ですが網に入りました。サワラの型は3~4kgくらいですが、サワラは定置網よりも1本釣りの方が水揚げも良くエサは主に生サンマを使用します。この時期は水揚場に生サンマを海に来る漁師も多く、傷なしの生サンマを大量に買っていきます。

水いか(アオリイカ)やヤリイカも水揚げされますが、スルメイカに噛まれていて、あちこちに穴が開いています。イカの口はとても鋭く噛みつかれたら表面の皮膚は根こそぎ持って行かれます。生きているイカを扱う時は十分注意しましょう。

大型定置網は3月に入るとスルメイカの水揚げ量が減少してきますので、網を揚げていきますが、現在8ヶ所入れている定置網を一度に全部ではなく、徐々に少なくしていきます。しかしながら、3月には再び寒波がきてスルメイカの大漁の日があるのではと話しています。確かに3月も寒くなる時はありますが、今年はどうでしょう。

例年だと3月は大型定置網が終了する月でありますが、4月まで定置網を入れていた時期もあります。その入れ替わりで春網と呼ばれる個人経営の小型定置網操業になります。この詳細は3月にお話しします。